スアレスがW杯南米予選で2試合出場停止か チリのサポーターに中指を立てる

「コパ優勝回数を数えていた」と苦しい釈明

 また「アス」紙は、「ウルグアイのプレスは、この事件をとるに足らないと考えていて、バルセロナのストライカーは単にウルグアイがコパ・アメリカで何回優勝したのか(15回)を数えていただけと主張している」とレポート。なんとも苦しい言い訳に聞こえるが、W杯南米予選の上位は大混戦となっているだけに、大黒柱を失わないためにも擁護するほかなかっただろう。

 チリに敗れたウルグアイは南米予選12試合を終えた勝ち点が23で、首位ブラジルと勝ち点差4の2位につけている。しかし、3位のエクアドル(同20)を始め、4位チリ(同20)、5位アルゼンチン(同19)、6位コロンビア(同18)と上位争いは混沌としている。

 次節は来年3月に予定されているホームでのブラジル戦。ウルグアイはスアレス抜きで、予選の大一番に臨むことになってしまうのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング