「我々は日本に0-6で敗れたが…」 エルサルバドル、韓国戦ドローに指揮官ご満悦「チームに良い作用をもたらす」

エルサルバドル代表のウーゴ・ペレス監督【写真:徳原隆元】
エルサルバドル代表のウーゴ・ペレス監督【写真:徳原隆元】

エルサルバドルは日本に0-6の惨敗も、韓国に1-1のドロー

 エルサルバドル代表(FIFAランキング75位)は現地時間6月20日、国際親善試合で韓国代表(同27位)と対戦し、1-1と引き分けた。日本代表には0-6の惨敗を喫したなかで、韓国から価値あるドロー。エルサルバドルの指揮官は「我々は日本に0-6で敗れたが、今日は1-1に持ち込むことができ、チームに良い作用をもたらすことができた。心理的に大きな力になりそうだ」と満足感を示している。

 日本は15日にエルサルバドルと対戦し、6-0の完勝を収めていた一方、韓国は16日のペルー戦で0-1と敗戦を喫していた。20日に行われた親善試合では、日本がペルー代表に4-1と勝利。韓国はエルサルバドルとの対戦を迎えたなか、後半4分にFWファン・ウィジョが先制点を奪うも、終了間際の後半42分にエルサルバドルに同点弾を奪われ、1-1と引き分けた。

 韓国にとっては痛恨のドローとなった一方、エルサルバドルにとっては格上から掴んだ前向きな引き分けとなった。そんななか、エルサルバドルを指揮するウーゴ・ペレス監督の試合後のコメントを韓国メディア「ベストイレブン」が取り上げている。

 ペレス監督は「韓国はアジア界で最高のチームの1つだ」と前置きしつつ、「我々は日本に0-6で敗れたが、今日は1-1に持ち込むことができ、チームに良い作用をもたらすことができた。心理的に大きな力になりそうだ。ゴールドカップにも良い影響ももたらしそうだ」とご満悦な様子だった。

 エルサルバドルはまもなく開幕する北中米カリブ海サッカー連盟主催のCONCACAFゴールドカップに臨む。韓国とのドローはポジティブな結果として持ち帰ることができる一方で、韓国はユルゲン・クリンスマン体制発足後、4試合未勝利と厳しいスタートを余儀なくされている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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