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「もう何も残っていない」 メッシ、フットボール界での“ミッション完了”を自負
昨年に悲願のW杯優勝を達成
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、今季限りで2年間在籍したフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)を離れることが決まり、新天地にはアメリカを選んだ。昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)で優勝を果たし、フットボールの世界ですべてをやり遂げたと感じているようだ。
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ラ・リーガ優勝7回、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇4回、史上最多7回のバロンドール受賞など栄光に彩られたキャリアを歩んできたメッシ。そのなかで唯一欠けていたトロフィーがW杯だったが、昨年のカタールW杯でついに優勝を果たした。サッカー界で考えうる限りのタイトルを取り尽くしたと言っても決して過言ではない。
そんなメッシにとって、欧州から離れる決断は難しいものではなかったのかもしれない。メッシは衛星放送「ビーイン・スポーツ」のインタビューで、「フットボールではすべてを達成した。もう何も残っていない」と語ったという。サッカーの世界ではもうやり残したことはないようだ。
今季限りでPSGを退団することが決まったメッシは今月6月8日、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」と「スポルト」の共同インタビューで「マイアミに行くことを決めた」と宣言。古巣FCバルセロナ復帰の噂もあったなかで、アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミを新天地に選んでいた。
バルサとPSG、そして代表チームでこれまで成し遂げてきたもの以上の目標を見つけるのが難しくなったことが、環境をがらりと変える決断に至った大きな理由だったのだろう。
カタールW杯後もアルゼンチン代表としてのプレーは続けており、15日に行われた中国戦では試合開始79秒というキャリア最速ゴールを記録して話題を呼んだばかり。しかし、次回の26年W杯出場については否定的に語っていた。メッシがアメリカへ渡ってどのようなキャリアを歩むのか注目だ。