吉田麻也、C・ロナウドと同僚に? サウジメディアが“推薦”「アジアのタレント獲得する必要がある」

現在未所属となっている吉田麻也【写真:徳原隆元】
現在未所属となっている吉田麻也【写真:徳原隆元】

吉田は今シーズン限りでシャルケを退団

 サウジアラビアは国をあげて国内リーグの強化に乗り出し、世界各国からタレントをかき集めている。地元メディアではアジアのタレントの必要性も叫ばれており、そのなかで今季限りでシャルケを退団した元日本代表DF吉田麻也の存在に言及している。

 昨年マンチェスター・ユナイテッドを退団したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのアル・ナスル移籍を契機により、一層の盛り上がりを見せるサウジアラビアリーグ。今夏にはレアル・マドリードを退団した元フランス代表FWカリム・ベンゼマのアル・イテハド加入が決定したほか、今後はフランス代表MFエンゴロ・カンテや、元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスなどがそれに続く可能性が伝えられている。

 そうしたなかでサウジアラビアメディア「アラブ・ニュース」は「サウジ・プロリーグはアジアのタレント獲得する必要がある」と報じた。同リーグは今後10年以内に世界のトップ10リーグへ成長する目標を掲げているが、そのためにはアジアで最高のリーグという地位を確立することが必要になり、そのためにはアジア圏の有力選手の獲得はマストだと指摘されている。

 そのなかで名前が挙がっている1人が、カタール・ワールドカップ(W杯)で日本代表のキャプテンを務めた吉田だった。

「吉田麻也のような選手は経験とリーダーシップをもたらしてくれるだろう。まだ34歳の元日本代表キャプテンは先月、ドイツのシャルケを退団した後で新しいクラブを探している。日本代表として100キャップ以上を記録した選手で、昨年のカタール大会を含む3度のW杯に出場している。彼はエールディヴィジ、プレミアリーグ、セリエA、ブンデスリーガとヨーロッパでの経験も豊富だ。経験豊富なDFを必要とするアル・ナスルは、数週間後に日本ツアーも控えている。元サウサンプトンのキャプテン獲得に動くのも悪くはないだろう」
 
 吉田はC・ロナウド擁するアル・ナスルが獲得すべき選手として推薦されていた。同クラブは7月下旬に来日し、イタリア1部インテル、フランス1部パリ・サンジェルマンと親善試合を行う予定となっている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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