浦和元監督、ポステコグルー監督のプレミア挑戦成功を予想 「ペップのバルサに少し似ている」

リカルド・ロドリゲス監督とアンジェ・ポステコグルー監督【写真:高橋 学 & ロイター】
リカルド・ロドリゲス監督とアンジェ・ポステコグルー監督【写真:高橋 学 & ロイター】

浦和を率いたリカルド・ロドリゲス氏がかつてしのぎを削った名将について言及

 スコットランド1部セルティックに2シーズンで5つのタイトルをもたらしたアンジェ・ポステコグルー監督は、23-24シーズンからイングランド1部トッテナムの監督に就任した。J1リーグの横浜F・マリノスを率いていた頃、浦和レッズで指揮を執っていたリカルド・ロドリゲス氏が、スコットランドに続き、イングランドでの成功を予想した。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。

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 セルティックに6人の日本人選手を加入させ、2022-23シーズンには国内3冠を達成したポステコグルー監督。2017~20年まで徳島ヴォルティスを率いたのち、2シーズンにわたって浦和を率いたロドリゲス氏は、「私は浦和を率いていて、彼はF・マリノスを率いていた。彼のマリノスが成熟していたのに対して、私たちのチームは始動したばかりでしたが、彼は『私たちが試合に勝ったが、続けていくべきだ。いい方向へ進歩しているよ』と、言ってくれた」と、当時のエピソードを語った。

「彼のメンタリティーを感じ取れるだろう。ジョゼップ・グアルディオラ監督が来日して、F・マリノスと試合をした時、ペップがポステコグルー監督を称賛したのが理解できる。大事なのは、どう勝つかだけではなく、サポーターにどんな感情を与えられるかだ。ここで彼は素晴らしい仕事をした。最初の1年目、彼は基盤を作った。時間はかかったが、2シーズン目は驚異的だった。1試合で2ゴール以上を挙げて、ポゼッションも高かった。彼はメンタリティー、プレーをする際の習慣を変えたんだ」

 さらに、ロドリゲス氏は「ポステコグルー監督は、多くのタイトルを獲得してきたチームと対戦して打ち破った。セルティックと契約した年、彼は再び良くやり、素晴らしいメンタリティを植え付けた。オーストラリア代表でも成功を収め、セルティックでも勝利した。だが、最も印象的なのはその戦いぶりだ。彼らは常にボールを回収して、多くのチャンスを作った。グアルディオラ監督のFCバルセロナにちょっと似ているね。ボールを回収して、常に攻撃し続ける姿勢は驚異的だった。彼は4年間、トッテナムと契約をしたと(記事を)読んだ。時間さえ与えられれば、彼は成功するだろう」とトッテナムでの成功を予想した。

 プレミアリーグでは、ブライトンのMF三笘薫やアーセナルのDF冨安健洋と日本人選手も成功を収めている。ポステコグルー監督が日本人選手をプレミアリーグに連れていくかも注目されるが、横浜FM、セルティックにタイトルをもたらした指揮官が、無冠のトッテナムにタイトルをもたらせるかも注目される。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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