伊東純也、スーパーサブ起用も? ポジション争い激化も歓迎「出たら結果を出すだけ」

日本代表の伊東純也【写真:ロイター】
日本代表の伊東純也【写真:ロイター】

エルサルバドル戦に向けたトレーニングキャンプで戦術練習を公開

 森保一監督の率いる日本代表は、6月13日にトレーニングキャンプの2日目を行った。通常、試合2日前は冒頭のみの公開となるが、この日は戦術練習を含めたすべてが報道陣に公開された。

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 この日の練習ではエルサルバドル戦に向けたメンバーと思われるチームでは、GK大迫敬介、DF菅原由勢、DF板倉滉、DF谷口彰悟、DF森下龍矢、MF守田英正、MF旗手怜央、MF久保建英、MF堂安律、MF三笘薫、FW上田綺世という顔ぶれだった。旗手がインサイドハーフに入り、守田がアンカーになる4-3-3と守田と旗手が中盤の底に並ぶ4-2-3-1の2つがテストされたが、MF伊東純也は、もう一方のチームに入っていた。

 カタール・ワールドカップ(W杯)までは、三笘がスーパーサブとしてプレーしていたが、この先は伊東がスーパーサブのような扱いになるのかもしれない。そんな想像もしたくなるところだったが、三笘と見応えのあるマッチアップを見せていた伊東は、あまり気にしていないようだ。

「年齢というよりは、みんなが良いプレーをしているので競争だと思う。みんな最初から出たいと思いますし、みんなでそういうところを狙って競争ができればいい。自分は出たら結果を出すだけ。もちろんスタメンを狙って、途中出場でも自分の良さを出せればいいと思う」と、試合に臨むうえでのスタンスは変わらないと語った。

 なお、今回の合宿ではMF相馬勇紀が右サイドバック、MF中村敬斗が左サイドバックで起用される場面もあった。カタールW杯ではウイングバックで起用された伊東だが、自身が右サイドバックに入る可能性については「ないと思います」と笑った。「ウイングバックはできますが、4バックの右は……柏の時にやったことはありますけど。今のところはないと思います。やれと言われれば別にやれますが、っていう感じです」と、ウイングバックよりうしろでは起用されないだろうと予想した。

 それぞれ欧州の各国リーグで活躍もしている選手が揃っており、激しくなっている森保ジャパンのポジション争い。次の大きな大会となるアジアカップ、そしてその先のW杯に向けて、日本代表はどのような陣容になっていくのだろうか。

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