中国のIT企業がバルサ胸スポンサーを“爆買い”!? アリババグループが本命に浮上

Amazonや楽天も噂されたなか、“チャイナ・マネー”が猛威を振るうか

 現在のフットボールシーンで中国と言えば、圧倒的な資金力で選手を買い漁っているイメージが完全に浸透したが、今度は中国企業がバルセロナの胸スポンサーの“爆買い”に近づいているようだ。バルセロナの地元紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。

 現在バルサのユニフォームの胸スポンサーを務めているカタール航空は、2017年限りの契約となっている。同社はクラブのメーンスポンサーを離れるつもりはないものの、2021年以降に改築予定の本拠地「新カンプ・ノウ」と、ハンドボールやバスケットボール用の屋内競技施設を含めたスポーツ複合施設の命名権を取ることを重視しているという。

 そこで持ち上がるのはユニフォーム胸スポンサーの問題で、同紙によるといわゆる「eコマース」の企業が候補として挙がっていた。アメリカ最大手のAmazon、そして日本最大級のIT企業である楽天の名前も取り沙汰されたが、本命は中国で躍進を続ける「アリババグループ」だった模様だ。

 アリババグループは11月11日、中国での「独身の日」にネット通販での大売出しを実施。1日の総取引額が日本円にして1兆円を優に超える金額だったことが話題になった。急成長を続ける同グループは、昨年からクラブワールドカップのスポンサーにもなるなど、サッカー界に対しても影響を強めている。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング