久保建英、アジア杯参加は「怖い」 “最大6週間”欠場の可能性をスペイン紙が危惧「チームに重大な問題を引き起こす」
日本代表としての活躍も期待される久保
スペイン1部レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英は飛躍の1年を過ごした。移籍1年目で欠かせない存在へと成長した久保は、来季の残留を明言している。そのなかで、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は久保の“不在期間”による恐怖を指摘している。
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出場機会を求めて、レアル・マドリードからレアル・ソシエダへ完全移籍した久保。今季は35試合に出場して9ゴールとスペイン挑戦4年目で自己ベストのシーズンを送った。
各メディアが選出するシーズンベストイレブン入りするなど、高い評価を受けている久保だが、来季途中の2024年1月にはアジアカップが予定されている。これによる離脱をスペイン紙が危惧している。
「ムンド・デポルティーボ」は「タケ・クボにとって素晴らしシーズン。最近加入したハマリ・トラオレはチームのUEFAチャンピオンズリーグ出場とスター選手のラインナップとともにチームに多幸感をもたらした。ファンや、イマノル(監督)にも。しかし、人生のすべてのことと同様、いいことの裏にはマイナスの部分がある。レアルにハイレベルなアフリカ人とアジア人の選手が3人いることはチームに重大な問題を引き起こす」と、アフリカ・ネーションズカップ、アジア杯による日本代表戦で久保らが離脱することにおいて、ソシエダに与える影響の大きさを指摘した。
2023年度に中国で開催することとなっていたアジア杯だが、新型コロナウイルスの影響もあり延期され、開催地もカタールへ変更となった。一方のアフリカ・ネーションズ杯も2024年1月への延期となっていた。これに同メディアは「最大6週間欠場する可能性がある」として、「怖い」と存在感の高さゆえに素直な感想を伝えた。
久保にとっては初めてのアジア杯となるが、クラブにとったら厳しい台所事情となりそうだ。