「中国の三笘薫」に脚光!? 左ウイング、ドリブル、青白ユニ…母国でも話題「ミトマを連想する」

天津津門虎でプレーするバー・ドゥン(写真は2018年)【写真:Getty Images】
天津津門虎でプレーするバー・ドゥン(写真は2018年)【写真:Getty Images】

中国代表MFバー・ドゥンも自身のSNSで反応

 中国1部・天津津門虎は今季、ここまでスーパーリーグで11試合無敗の4位と好調を維持している。そのなかで、チーム最多4得点を記録しているのが巴頓(バー・ドゥン)だ。今年3月のニュージーランド代表戦(1-2)で中国代表の一員として初ゴールを挙げるなど、中国で最も旬な選手の1人である。

 1995年生まれのバー・ドゥンは元々ストライカーだったが、近年は左ウイングでの起用が多く、スピードやテクニックを生かしたプレーで活躍。彼自身のプレースタイルやポジション、そして天津のユニフォーム(青と白のストライプ)がイングランド1部ブライトンと似ていることから、日本代表MF三笘薫になぞらえる投稿がSNS上で見られる。

 中国版ツイッター「微博(Weibo)」でフォロワー約34万人を誇るライターの敖銘(アオ・ミン)は、「ユニフォームが似ていることもあり、バー・ドゥンを見ると三笘薫を連想する」と投稿。「過度に比較する必要もないが、両者は同年代(三笘が2歳下)で、同年代の日本・韓国・中国の選手がどのように成長したのか気になる」と続けた。

 バー・ドゥン自身も6月8日に自身の微博アカウントで、三笘と自身を対比させた画像を引用投稿している。ワールドカップ(W杯)やプレミアリーグで活躍する日本代表選手と比べられたことは、まんざらでもなさそうだ。

 6月の国際Aマッチデー、バー・ドゥンはA代表でなく、アジア大会に参加するU-24中国代表にオーバーエージ枠として選出され、U-24韓国代表と対戦する予定。順調にいけば、9月に中国・浙江省で開催されるアジア大会にも選出される可能性が高い。「中国の三笘薫」が同大会で日本と対戦するかもしれない。

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