「フィジカル差ありすぎ」「周りデカい」 164cm本間至恩、海外の屈強DF相手に1G1A大活躍でファン注目

ゴールを決めた本間至恩【写真:Getty Images】
ゴールを決めた本間至恩【写真:Getty Images】

本間至恩が終了間際に初ゴール→直後にアシストで逆転勝利に貢献

 ベルギー1部クラブ・ブルージュに所属するMF本間至恩が6月4日、チャンピオンズ・プレーオフ第6節ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ戦で初ゴールをマークした。直後にアシストも記録し、劇的な逆転勝利に貢献した。

 1点リードを許している試合終了間際に本間が試合を動かした。後半43分から途中出場。すると、同44分に左サイドのクロスにファーサイドでDFジャック・ヘンドリーが頭で落としたボールに反応し、走り込んだ本間がダイレクトで決めた。さらに直後のアディショナルタイム3分、今度はFWノア・ラングへのピンポイントパスで決勝ゴールを演出。出場からわずか5分ほどで試合をひっくり返す活躍を見せた。その後、チームは1点を追加し、3-1で劇的な勝利を収めた。

 昨夏、アルビレックス新潟から加入した本間はセカンドチームの「クラブNXT」で経験を積み、19試合に出場。3ゴール3アシストを記録し、5月28日のヘンク戦でトップチームデビュー。そして、今回初ゴール、初アシストをマークした。ユニオンSGはこの手痛い1敗で優勝を逃した。

 相手DFに町田浩樹も出場していたなか、小柄な身長164cmの本間と海外の屈強なDFの“体格差”に注目が集まっている。ファンからは「相手DFとのフィジカル差ありすぎ」「一人子供が紛れているように見える」との反応があったなか、元新潟の社長で現アルビレックス新潟シンガポール社長の是永大輔氏も「周りがデカいのによく頑張った!」と称えている。

 “体格差”をものともせず、トップデビュー2戦目、後半43分からの出場で結果を残した22歳の本間。来季はさらなる飛躍に期待が寄せられる。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング