レアル退団のベンゼマ、サウジ1部クラブへ加入が秒読み段階へ クラブW杯で浦和と対戦の可能性も?
4日にレアルから正式に退団が発表される
スペイン1部レアル・マドリードは、主将のフランス代表FWカリム・ベンゼマが退団することを6月4日に公式発表した。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者は、自身のツイッターに去就の見通しを投稿し、サウジアラビア1部アル・イテハドへの加入が秒読み段階だとレポートした。
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レアルは2009年から所属したベンゼマの退団が決まったことを発表した。すでにサウジアラビアからの高額オファーも報じられていたが、そのクラブは今季のサウジアラビアのリーグを優勝したアル・イテハドからのものだという。すでに天文学的な年俸が提示されているとも報じられてきたバロンドーラーだが、レアルからの発表で一区切りついたことで今後の流れは加速しそうな情勢だという。
ロマーノ記者はベンゼマについて「来週、新たなスターとしてアル・イテハドへ移籍する準備のため、サウジアラビアに招待される。予定通りにいけば来週中には発表されるだろうが、それは水曜日(7日)の可能性もある」とレポートした。
レアルの声明では、フロレンティーノ・ペレス会長を交えて6日にお別れのセレモニーが行われるとされている。場合によってはその翌日にアル・イテハドとの契約書にサインをするベンゼマの姿がサウジアラビアで目撃されるかもしれない。
サウジアラビアの1部リーグでは、アル・ナスルにポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが加入し、アル・ヒラルにはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが加入するという噂もある。一方で、アル・イテハドはリーグ王者として今年12月のクラブ・ワールドカップ(W杯)に開催国枠で出場することが決まっている。そこでは浦和レッズと対戦する可能性もあるだけに、バロンドール獲得ストライカーが砂漠の地で浦和に襲い掛かる可能性も高まってきている。
(FOOTBALL ZONE編集部)