メキシコ紙、因縁のW杯予選アメリカ戦勝利に主将絶賛 「キャプテンに“壁”など存在しなかった」

因縁のリターンマッチは来年6月

 チチャリートの愛称で知られるFWハビエル・エルナンデスはこの日フル出場し、「人々にとって快くない時間が存在する。(大統領選の結果は)ラテンの人々や我々にとって最高の結末ではなかった。でも、人生は続く。悲しいことに、あの国はそういう決断を下した。我々の試合が喜びをもたらし、これから乗り越えるべき悲しみを拭い去りたい。そうなるといい」と語っていたが、メキシコは大きなモチベーションを胸に、敵地での勝利を収めた。

 メキシコは最終予選の初戦となったアメリカ戦を勝利したことで、ワールドカップ出場権の獲得に向けて大きな一歩を踏み出した。メキシコのホームで迎えるリターンマッチは来年6月に予定されているが、両国間の政治情勢次第ではさらなる緊張感と因縁に包まれる一戦になるかもしれない。

 

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