“パンキナーロ”の本田が日本代表で“不動”の驚き ミラン番記者「イタリアではあまりない」と指摘

 ミランで公式戦先発わずか1試合も…代表戦では毎試合先発

 日本代表FW本田圭佑は今季ACミランで公式戦先発わずか1試合と出場機会を失っている。イタリアのミラン番記者は、ミランでベンチ要員ながら代表戦で毎試合先発となる本田について、代表での実績を認める一方、「イタリアではそういうことはあまりない」と軽い驚きを示している。

 本田は11日の親善試合オマーン戦で右サイドハーフとして先発。トラップミスなど技術面の問題に加え、先制点の場面ではMF清武弘嗣のクロスに飛び込んだFW大迫勇也にあわや跳ね飛ばされそうになるなど、格下相手に満足のいくパフォーマンスを見せられなかった。

 結局、後半16分に途中交代しており、2得点の大迫、1得点2アシストの清武が輝きを放った一方、本田はカシマスタジアムで不完全燃焼に終わった。

 バヒド・ハリルホジッチ監督は試合後、「本田は試合のリズムが足りないのが確認できた。かなりの経験があり、ずっと存在感を出してきた。サウジアラビア戦がこれから控えているが、一番良いパフォーマンスの選手は誰かこれから確認していかないと」と一刀両断していた。

 

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