「怪我明けとは思えない」 宮市亮“キレキレ突破”に驚き、瞬発ドリブルシーンに脱帽の声「バケモン」

横浜FMでプレーする宮市亮【写真:徳原隆元】
横浜FMでプレーする宮市亮【写真:徳原隆元】

J1リーグ第15節・アビスパ福岡戦で326日ぶりのホーム戦復帰

 J1横浜F・マリノスのFW宮市亮は、5月28日のJ1リーグ第15節・アビスパ福岡戦(2-0)で右膝前十字靭帯断裂の大怪我からリーグ戦復帰を果たし、途中出場からおよそ15分間プレー。得点には関与できなかったものの、切れ味鋭い突破で沸かせた場面も。怪我明けとは思えないそのプレーぶりに「バケモン」「凄い」とファンからは驚きの声が上がっている。

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 宮市は、昨年7月にE-1選手権に出場する日本代表に約10年ぶりに招集されるも、第3戦の韓国代表戦で膝を痛め無念の交代となった。その後、右膝前十字靭帯断裂の大怪我と診断され長期離脱。懸命なリハビリを経たなか、24日のルヴァンカップ・グループステージ第5節北海道コンサドーレ札幌(@札幌/2-3)戦で途中出場し、昨年7月27日の韓国戦以来、約10か月ぶり(301日ぶり)の公式戦復帰を果たした。

 さらに、ホームで迎えた福岡戦でもベンチ入りを果たした宮市は後半33分から途中出場。これが怪我明け後、リーグ戦初出場となるとともに326日ぶりのホーム戦復帰に。後半アディショナルタイムを含め、およそ15分間プレーしたなか、Jリーグ公式YouTubeチャンネル上ではこの試合でのタッチ集として、主なプレーシーンが取り上げられている。

 長期間ピッチから遠ざかっていた宮市だったが、ピッチに立つと自慢のスピードを生かした突破力を存分に発揮した。後半38分に迎えたカウンターの場面では、左サイドでパスを受けると右足のまたぎフェイントから縦へ突破。ペナルティーエリア内からのクロスは惜しくも相手にクリアされたものの、鋭いドリブルで健在ぶりを示した。

 このプレーぶりにYouTubeチャンネル上のコメント欄には「バケモン」「怪我明けとは思えない」「普通にキレキレ」「まだやれる」「凄い」といった驚きの声が続々。これまでも膝の負傷を繰り返し昨年7月の負傷後には、現役引退も考えたことをSNS上で明かしていた宮市だが、大怪我を乗り越えてピッチで躍動感を示したその姿に期待の眼差しが向けられていた。

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