ベンゲル監督がチリ代表に警告 負傷のエースをW杯予選で「自殺行為的」に起用しないよう要求

“FIFAウイルス”に悩まされてきた指揮官

 代表戦で選手が負傷し、クラブに影響が及ぶことを俗に「FIFAウイルス」と呼ぶ。アーセナルは、まさにそのウイルスに侵されそうになっている。11月は毎年のように負傷者続出で失速してきた苦い経験があるだけに、指揮官もこの問題には頭を悩ませている。

「これは本当に重要なこと。代表チームとクラブチームの間にあるグレーゾーンだ。もちろん、彼らが自分たちの結果を見ていることは私も理解できるが、我々もアレクシス・サンチェスの健康を守らなければならない」

 代表ウィーク明けの19日には、敵地のマンチェスター・ユナイテッド戦、23日にUEFAチャンピオンズリーグのパリ・サンジェルマン戦とビッグゲームを控えているだけに、ベンゲル監督も神経を尖らせているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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