“平手打ち被害”の久保建英、バルサDFへの警告提示に海外疑問視「レッドじゃない理由は?」

バルセロナ戦に出場した久保建英【写真:Getty Images】
バルセロナ戦に出場した久保建英【写真:Getty Images】

後半34分のバルサDFマルコス・アロンソとのプレーが話題

 スペイン1部レアル・ソシエダは現地時間5月20日、ラ・リーガ第35節FCバルセロナ戦で32年ぶりに敵地カンプ・ノウで2-1と勝利を収めた。日本代表MF久保建英は途中出場ながらドリブルで貴重な追加点の起点となったなか、後半34分に相手DFからラフプレーを受けた。スペインメディアでこのシーンが取り上げられると、海外ファンも「レッドカードじゃない理由は?」と疑問を呈している。

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 ベンチスタートだった久保は後半13分から登場。すると、追加点がほしい1-0の同27分、久保がカウンターからドリブルでスルスルと上がり、スペイン代表MFマルティン・スビメンディへパスで展開。最後はノルウェー代表FWアレクサンデル・セルロートがゴールへ沈めて、華麗な連係から追加点を挙げた。久保は相手DFを3人引き付けてのドリブルで起点となった。

 後半アディショナルタイムにバルサFWロベルト・レバンドフスキに1点を返されたものの、ソシエダは2-1で逃げ切りに成功。カンプ・ノウでの勝利は1991年以来実に32年ぶりの白星を挙げた。

 そのなかで、海外メディアは後半34分のプレーに注目。久保は左サイドでボールを運ぼうとしたバルセロナのスペイン代表DFマルコス・アロンソを戦術的なファウルで止めた際に、顔面に平手打ちを食らった。顔面を抑えてしばらくピッチに倒れ込んだ久保。だが、アロンソに手を引かれて起き上がると、アロンソに歩み寄って笑顔で握手とハグを求める大人の対応を見せていた。このシーンに対して、久保とアロンソの両者にイエローカードが提示されている。

 スポーツチャンネル「DAZN」スペイン版公式ツイッターが「マルコス・アロンソとタケ・クボの間で火花が散った!」と取り上げると、海外ファンからはアロンソがイエローカードにとどまったことに対して、「明らかなレッドカードだ」「退場させられなかったのか?」「レッドカードじゃない理由は?」などと、判定に疑問を呈する声が多く上がっていた。

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