神戸が衝撃オウンゴールで失点 相手FWのプレスから痛恨のバックパス「これだけ長い距離のオウンゴールは相当珍しい」

細谷真大(写真左)のプレッシャーがオウンゴールを誘発【写真:徳原隆元】
細谷真大(写真左)のプレッシャーがオウンゴールを誘発【写真:徳原隆元】

相手のプレッシャーを受けたDF本多のバックパスがそのまま味方のゴールに吸い込まれる

 J1リーグは5月20日に各地で第14節を行い、三協フロンテア柏スタジアムでは16位の柏レイソルと首位のヴィッセル神戸が対戦した。前半24分にFW大迫勇也の今季10得点目のゴールで先制した神戸だが、後半21分にはまさかのオウンゴールで試合を振り出しに戻してしまった。

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 1点を追う柏が大型FWフロートを投入して、前線での圧力を高めた後だった。右サイドでボールを保持していた神戸は、左サイドにボールを展開していく。高い位置でMF汰木康也がボールを受けて、DF本多勇喜に落とす。自陣のハーフウェーラインより少し手前でボールを受けた本多はトラップが大きくなる。ここをFW細谷真大が狙い、一気に間合いを詰めていった。

 慌てた本多は、倒れ込みながら思い切ってバックパスを蹴ったのだが、この時GK前川黛也はビルドアップに加わろうとして、少し前目にポジションをとっていた。慌てて前川がゴールに戻ったものの、間に合わず。ボールは無人のゴールに転がり込み、今シーズンここまで8得点とゴールを挙げることに苦労していた柏が、幸運な形で同点に追いついている。

「DAZN」の実況を務める桑原学氏が、「これだけ長い距離のオウンゴールは相当珍しい」と声を上げたオウンゴールで、試合は1-1の振出しに戻っている。

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