槙野智章が注目する「若手Jリーガー3人」 「持っているものはバケモノ」と舌を巻いたのは?

昨季現役を引退した槙野智章【写真:徳原隆元】
昨季現役を引退した槙野智章【写真:徳原隆元】

槙野はFC東京の俵積田、京都の木下、浦和の安居をセレクト

 元日本代表DF槙野智章氏が、浦和レッズ時代に共闘した元JリーガーのDF那須大亮氏の公式YouTubeチャンネルに登場。今季注目する若手Jリーガー3人を選出している。

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 サンフレッチェ広島ユース出身の槙野氏は、2006年にトップチームに昇格。ドイツ1部ケルンを経て12年に浦和へ加入し、長年最終ラインのレギュラーとしてルヴァンカップ優勝(2016年)、AFCチャンピオンズリーグ優勝(17年)、天皇杯優勝(18年)など、タイトル獲得に貢献した。

 その後21年11月に契約満了で浦和を離れ、2022シーズンから神戸へ移籍。1年在籍したのち、昨年12月25日に現役引退を発表した。現在は解説業やサッカー指導など多岐にわたって活躍を続けているなか、神奈川県社会人サッカーリーグ1部に所属する品川CC(カルチャークラブ)のテクニカルアドバイザー、神戸のエバンジェリストとしての活動も行っていく。

 そのなかで、チャンネルを開設して登録者44万人超を誇る(2023年5月20日現在)那須氏のYouTubeチャンネルに出演した槙野氏は、「今季注目する若手Jリーガー3人」を挙げている。

「マジで注目している」と真っ先に挙げたのが、FC東京の19歳MF俵積田晃太。ルーキーで2度のスタメン起用を含めてリーグ戦9試合に出場しており、「ボールを持ったらとにかく前の相手は抜こうという志向でやっている。トラップも絶対前。ディフェンスとしてすごく嫌だし、たぶん90分間持たせようと思ってない。仕掛ける、シュート、クロスで終わると意識している」と特徴を述べた。

 続いて触れたのが、ドイツ、スウェーデン、ベルギー、ノルウェーでプレーした経験を持つ京都サンガF.C.の28歳FW木下康介。浦和時代に共闘した槙野氏は、「持っているものはバケモノ。走力、フィジカル、高さ、決定力、メンタル、全部持っている。とにかくシュート、目の前の相手を弾き飛ばす。これから来るんじゃないかな」と舌を巻いた。

 最後に選んだのが、浦和の23歳MF安居海渡。「今年J1の中でもブレイクするんじゃないかな。面白くて強くて走れて戦えてボールを奪える。(物怖じしないから)ACL決勝の大舞台でちゃんとゲームに入れる」と期待を寄せていた。

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