Jリーグ30周年ベストイレブン発表! カズ、小野、俊輔、闘莉王…レジェンド11人を選出

J30周年ベストイレブンが発表(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】
J30周年ベストイレブンが発表(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】

ファン・サポーター投票で最多得票だったGK1名、DF3名、MF2名、FW1名が選出

 Jリーグは1993年に開幕戦が行われて30周年の記念日にあたる5月15日に東京都内で「Jリーグ30周年記念イベント」を実施。「J30ベストアウォーズ」のベストイレブンが発表された。

 この選考はファン・サポーター投票で最多得票だったGK1名、DF3名、MF2名、FW1名が選出。その後、選考委員会において3人が選出される形式だった。

 30年間を彩ってきた名手たちによるベストイレブンは、すべて日本代表でも活躍してきた選手たちで埋まった。GKには川口能活、DFは井原正巳、内田篤人、田中マルクス闘莉王、中澤佑二、松田直樹の5人。MFには遠藤保仁、小野伸二、中村憲剛、中村俊輔のテクニシャンたちが並び、最前線のFWはキング・カズこと三浦知良が選出された。

 この中では、DFの井原とFWの三浦が1993年の開幕戦で横浜マリノスとヴェルディ川崎(ともに当時名称)の中心選手として対峙していた。ほかにも、Jリーグの歴史の中で輝きを放ってきた多士済々のメンバーが並んだが、全体的には2000年代までに全盛期を迎えたような選手たちが目立った。

■Jリーグ30周年ベストイレブン※カッコ内は最終所属

■GK
川口能活(SC相模原)

■DF
井原正巳(浦和レッズ)
内田篤人(鹿島アントラーズ)
田中マルクス闘莉王(京都サンガF.C.)
中澤佑二(横浜F・マリノス)
松田直樹(松本山雅FC/横浜F・マリノス)

■MF
遠藤保仁(ジュビロ磐田)
小野伸二(北海道コンサドーレ札幌)
中村憲剛(川崎フロンターレ)
中村俊輔(横浜FC)

■FW
三浦知良(UDオリヴェイレンセ/横浜FC)

 その中から井原、中村憲剛、中村俊輔の3氏が登壇。アジアの壁という異名も取った井原氏は「多くの素晴らしいDFがJリーグ30年の中でいいプレーをしていた。自分が選ばれると思っていなかったので光栄」とコメント。「Jリーグ開幕の時にピッチに立てていたのは格別の思い。開幕戦は一生忘れられない」と話した。

 中村憲剛氏は「本当に錚々たるメンバーの中の11人、MFも素晴らしい選手たちの中で誇りに思う。Jリーグ10周年の時に入って18年プレーした。Jリーグに救ってもらって育ててもらった。この賞を励みに、これから恩返ししてきたい」と話した。そして「ピッチ外の地域貢献活動にも力を入れてくれるクラブだった。サッカー以外のことでも貢献できると現役の時に示すことができた」と、川崎フロンターレへの感謝も話していた。また、中村俊輔氏は「30周年という節目で光栄に思う。今まで所属したチームのスタッフの方々などの力もあって感謝したい」とコメントしていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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