J30ベストアウォーズ、ベストマッチ賞は2011年川崎vs仙台 エール交換や横断幕が話題…復興希望の一戦

川崎対仙台の一戦がベストマッチ賞に選出【写真:Getty Images】
川崎対仙台の一戦がベストマッチ賞に選出【写真:Getty Images】

30周年記念のイベントが都内で開催

 Jリーグは1993年に開幕戦が行われて30周年の記念日にあたる5月15日に東京都内で「Jリーグ30周年記念イベント」を実施。「J30ベストアウォーズ」のベストマッチ部門は2011年の東日本大震災で中断されたリーグ戦の再開初戦となった、川崎フロンターレとベガルタ仙台の一戦が選出された。

 東北を中心とした被災地に本拠地を置く仙台が川崎のホーム等々力陸上競技場に乗り込んでのゲームは、両チームのサポーターによるエールの交換や川崎サポーター席に掲げられた「FORZA SENDAI」のビッグフラッグも話題になった。

 試合は川崎が前半に先制するも、仙台が後半に2得点して2-1の逆転勝利を収めていた。

 この部門にはJリーグ全体の開幕戦だったヴェルディ川崎と横浜マリノス(ともに当時名称)の一戦などもノミネートされていたが、国難ともいわれた大震災からの復興に希望を与えたゲームがファン・サポーター投票でも最多票を集めての選出になった。

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