W杯予選B組首位のサウジ撃破へ ハリルJの守護神が挙げたキーワードは…

GK西川が語る「攻撃につなげるための守備」の重要性

 日本代表GK西川周作(浦和)は、11日の国際親善試合オマーン戦と15日のワールドカップ(W杯)アジア最終予選サウジアラビア戦の2試合に向け、状況に応じた上で攻撃につなげるための守備の必要性を語った。

 この最終予選で日本の失点が全てセットプレーからのものだけに、「やはりセットプレーでやられてしまっているところは、自分たちがしっかり受け止めないといけない。ライン設定の高さだったり、そこはコミュニケーションでやれると思う。監督も考えているようなことは前回の時に言っていたので。内容の濃い練習ができるんじゃないかなと思います」と、そこに対する問題意識は強く持っている。

 そのうえで、重要になってくるのは攻撃につなげるための守備だと捉えている。例えば、1-1で引き分けた敵地オーストラリア戦では、下がり目に作った守備ブロックが機能したことでPKを与えた場面以外はこれといったピンチはなかった。だがその一方で、低い位置でボールを奪ってのロングカウンターは簡単な攻撃ではなく、ボールを奪ってからのビジョンに欠けた面も見られた。

 そうした観点から、W杯アジア最終予選グループB首位のサウジアラビアをホームに迎える一戦では、攻撃につなげるための守備を意識している。

 

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