C・ロナウドにブラジル英雄がレアル復帰を推奨 「サッカー界にとってもいいこと」

アル・ナスルでプレーするクリスティアーノ・ロナウド【写真:ロイター】
アル・ナスルでプレーするクリスティアーノ・ロナウド【写真:ロイター】

アル・ナスル退団説も浮上

 サウジアラビア1部アル・ナスルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、欧州を離れて中東で新たなチャレンジに挑むことになったが、プレーや行動に対する批判も少なくない。退団も噂されるなかで、元ブラジル代表FWリバウド氏は、スペイン1部レアル・マドリードへの復帰を推奨している。スペイン紙「AS」が伝えた。

 これまでポルトガル1部スポルティング、イングランド1部マンチェスター・ユナイテッド、スペイン1部レアル・マドリード、イタリア1部ユベントス、ユナイテッドでプレーしてきたロナウド。昨年ユナイテッドとの契約を解除し、サウジアラビアのアル・ナスル移籍を決断した。

 ここまでリーグ戦12試合で12ゴール、チームも首位アル・イテハドと3ポイント差の2位だが、現地時間4月18日に行われたリーグ第25節アル・ヒラル戦(0-2)では、相手選手に背後から飛びかかるようなラフプレーでイエローカードを受け、タイムアップ後にはロッカールームへ下がる際の敵地サポーターからの野次に対するジェスチャーが波紋を呼んだ。4月24日の国王杯準決勝では、アル・ワフダに0-1で敗れ、ベスト4敗退を喫している。

 アル・ナスル退団の噂も飛び交うなかで、スペイン1部FCバルセロナやブラジル代表で活躍したリバウド氏は、「サウジアラビアの大型契約に選手は騙されるのはあり得ることだ。サッカーも必ずしも期待通りにはいかないかもしれない。これはすべての選手に起こることで、(サウジアラビア移籍の噂があるアルゼンチン代表FWリオネル・)メッシもすぐに気づくだろう」と語ったうえで、ロナウドについても持論を展開している。

「クリスティアーノ・ロナウドがレアル・マドリードに戻り、キャリアを終えることは、彼にとっても、サッカー界にとってもいいことだろう。もちろん、25歳、26歳の頃と同じことを彼には求められないが、これまでの功績でまだクラブを助けられる」

 一度は欧州を離れて中東へ渡ったロナウドだが、果たして再び欧州に戻ることはあるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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