青森山田が高校選手権県予選で歴代2位の20連覇 大迫の母校・鹿児島城西など強豪校も全国大会へ

歴代最多の本大会連続最多出場記録は国見の「21」 青森山田が今回「20」に伸ばして肉薄

 全国高校サッカー選手権大会の各都道府県予選が6日に行われ、青森県予選決勝では青森山田が八戸学院光星に勝利。全国大会出場を20年連続の大台に乗せるなど、各地で着々と出場校が決まっている。

 10月に行われたAFC U-19選手権で優勝した日本代表メンバーにも名を連ねたGK廣末陸を擁する青森山田は、前日5日に行われた準決勝・八戸学院野辺地西に5-0で勝利。その勢いに乗って八戸学院光星にも4-0で勝利し、現時点で歴代2位の連続出場記録を「20」に伸ばした。同大会の最多連続出場記録は第65回から第85回にかけて国見(長崎)が達成した「21」で、あと1回に肉薄した。

 過去の全国大会で実績を残したチームも切符をつかんでいる。宮崎では第91回大会で県勢初優勝を成し遂げた鵬翔が日章学園相手に2-1で勝利。全国制覇以来となる大舞台へと歩みを進めた。鹿児島では、日本代表FW大迫勇也(現ケルン)を擁して第87回大会の準優勝に輝いた鹿児島城西も神村学園を1-0で下し、3年連続の出場権を得た。また群馬では、前々年度の第93回大会で準優勝した前橋育英が、前橋商相手に2-1で逆転勝ちしている。

 6日に全国大会出場を決めたチームは以下の通り。

青森:青森山田(20年連続22回目)

岩手:遠野(4年連続26回目)

群馬:前橋育英(3年連続20回目)

鳥取:米子北(7年連続12回目)

高知:明徳義塾(3年連続7回目)

佐賀:佐賀東(2年ぶり9回目)

宮崎:鵬翔(4年ぶり13回目)

鹿児島:鹿児島城西(3年連続7回目)

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

 

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