セビージャ清武が本拠地バルサ戦でメンバー入り ライバルの出場不透明、CLに続きチャンス到来か

ナスリが復帰に向けて着々と準備も「試合当日の最終的な判断」

 セビージャの日本代表MF清武弘嗣は現地時間6日に行われるリーガ・エスパニョーラ第11節、本拠地バルセロナ戦でベンチ入りメンバー18人に選ばれた。ただ清武と同ポジションで不動のレギュラーに君臨する元フランス代表MFサミル・ナスリもメンバー入りしたとクラブ公式サイトが伝えている。

 清武は2日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4節ディナモ・ザグレブ戦の後半29分から途中出場。9月17日でアシストをマークしたエイバル戦以来となる公式戦出場、そしてCLデビューを果たした。ボールを受けるたびに本拠地サンチェス・ピスフアンの観客が拍手を送るなど期待をかけられており、バルサ戦のメンバーに入った。

 しかし、チーム内での最大のライバルも戦線復帰に向けて着々と調整をしているようだ。ナスリは10月29日に行われたリーガ第10節スポルティング・ヒホン戦で左足を痛め、前半終了時点で交代。現地メディアでは数週間の離脱と伝えられていたが、負傷からわずか1週間でのリスト入りとなった。

 同サイトでは「ナスリの強い意志はあるが、試合当日の最終的な判断がある。スタメンで出られるかどうかはまだ不透明だ」と記されている。ナスリとともにスタメンを争う元ブラジル代表MFガンソもCLで足をつったことを考えれば、清武が「MSNトリオ」擁するバルサと対決するチャンスはありそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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