アル・ナスル、会長の「C・ロナウドとの契約に騙された」発言疑惑を完全否定

アル・ナスルでプレーするクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
アル・ナスルでプレーするクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】

ムアンマル会長は過去に騙された2回のうちの1回にロナウドとの契約を挙げた!?

 サウジアラビア1部アル・ナスルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、欧州を離れて中東で新たなチャレンジに挑むことになったが、プレーや行動に対する批判も少なくない。カップ戦の敗退により、クラブの会長がロナウドに「騙された」と発言したと噂が飛び交ったが、クラブはこれを否定しているという。スペイン紙「マルカ」が伝えた。

 これまでポルトガル1部スポルティング、イングランド1部マンチェスター・ユナイテッド、スペイン1部レアル・マドリード、イタリア1部ユベントス、ユナイテッドでプレーしてきたロナウド。昨年ユナイテッドとの契約を解除し、サウジアラビアのアル・ナスル移籍を決断した。

 ここまでリーグ戦11試合で11ゴール、チームも首位アル・イテハドと6ポイント差の2位だが、現地時間4月18日に行われたリーグ第25節アル・ヒラル戦(0-2)では、相手選手に背後から飛びかかるようなラフプレーでイエローカードを受け、タイムアップ後にはロッカールームへ下がる際の敵地サポーターからの野次に対するジェスチャーが波紋を呼んだ。4月24日の国王杯準決勝では、アル・ワフダに0-1で敗れ、ベスト4敗退を喫している。

 スペイン紙「マルカ」は、「クラブ会長がCR7との契約に騙されたと感じた、という旨の発言があったとされるが全否定した」との見出しでレポートしている。

 アル・ナスルのムサリ・アル・ムアンマル会長が国王杯敗退の苛立ちもあり、このように語ったと噂が浮上した。

「私は人生で2回、騙されたことがある。1回目は、ケバブを3つ注文して2つしか出てこなかった時。2回目はクリスティアーノ・ロナウドと契約した時だ」

 しかし、記事によればアル・ナスルはこの疑惑を完全否定しているという。ムアンマル会長は辞任を申し出ているとの報道もあり、クラブはしばらく騒動に揺れそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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