FC東京U-23監督が15歳久保のJ最年少デビューを示唆 「練習に来れるようになったので使いたい」

久保がFC東京U-23の練習に初合流

 日本サッカー界の未来を背負う逸材が、ついにJのピッチでベールを脱ぐ――。

 U-16日本代表でFC東京U-18のMF久保建英は4日、小平グラウンドでFC東京U-23の練習に初合流。翌日に行われるJ3第28節の長野戦(5日・駒沢競技場)でのベンチ入りも濃厚となった。バルセロナの下部組織で才能を磨いた逸材は、FK練習でキッカーを務めるなど堂々たる存在感を放った。出場すれば、2004年3月13日のジュビロ磐田戦で当時東京ヴェルディのFW森本貴幸(現川崎フロンターレ)の15歳10カ月6日を抜き、15歳5カ月1日というJ最年少記録を更新するが、豊かな才能を誇る新鋭にはデビュー即ゴールの期待も高まっている。

 この日、小平グラウンドで行われた約1時間半のトレーニングで、中学3年生のアタッカーは非凡な才能を示した。AFC U-16選手権の初戦ベトナム戦(7-0)で華麗な直接FKからゴールを決めていたレフティーは、FK練習でもキッカー役を務め、バーをかすめる鋭い一撃を放つなどすでにゴールの予感を漂わせている。

 

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