クラブ公式サイトが「ナスリは切り捨てられていない」とレポート

　左足ハムストリングの負傷で離脱していたセビージャの元フランス代表MFサミル・ナスリが、6日のバルセロナとの上位対決で復帰を果たす可能性が浮上している。クラブ公式サイトが報じた。

　ナスリは10月29日のリーガ・エスパニョーラ第10節のスポルティング・ヒホン戦（1-1）で負傷。全治は明らかにされていなかったが、順調な回復を見せ、欠場は2日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのディナモ・ザグレブ戦（4-0）のみとなる可能性が出てきた。公式サイトで「日曜日（バルサ戦）に向け、ナスリは切り捨てられていない」とレポートされている。

　練習ではいまだ個別メニューをこなしている段階だというが、出場の可能性は残されているという。10節終了時点で勝ち点21で4位のセビージャは、同22で2位のバルサを叩けば立場が逆転する大一番だけに、加入後すぐにレギュラーに定着したナスリの戦列復帰が待ち望まれている。

　ナスリ不在のザグレブ戦でCLデビューを果たした清武にとっては、強力なライバルの帰還ということで再び出番を失う可能性もある。リーガでは6試合出番なしの状況で迎えるバルサとのビッグマッチで、日本代表MFはピッチに立つことができるだろうか。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images