インテル電撃解任のデ・ブール監督 中国人オーナーの怒りを買った選手起用とは

ヨベティッチ、ガビゴルを冷遇し中国人オーナーの逆鱗に触れる?

 日本代表DF長友佑都が所属するインテルは、フランク・デ・ブール監督の解任を決断したが、中国人グループの不興を買った理由が選手起用にあるという。イタリア紙「コリエレ・デラ・セーラ」が報じている。

 インテルは現地時間30日の敵地サンプドリア戦に0-1で敗れたことにより、直近のリーグ戦5試合で4敗と不振が際立った。それにより、昨季終了後にクラブの株式約70%を取得した中国企業の蘇寧グループが解任を決断したとされている。

 そして、その低調な成績に加えて、デ・ブール監督が中国企業グループの不興を買った選手起用があったとしている。それが、FWステヴァン・ヨベティッチとFWガブリエル・バルボーサ(通称ガビゴル)を起用しなかったことにあると報じた。

 背番号10を背負うヨベティッチには、今夏の移籍市場で古巣フィオレンティーナへ移籍の可能性があった。ガビゴルは、今夏の移籍市場で他のビッグクラブとの争奪戦の末に獲得した選手だった。いずれも中国側の肝いりでチームへの残留、獲得が決まった選手だったとしている。しかし、これまでヨベティッチは途中出場3試合、ガビゴルは途中出場1試合にとどまっている。投資した中国サイドとしては、彼らを起用しない上に成績が伸びない現状に、堪忍袋の緒が切れてしまったという。

 現状では、後任の本命は昨季途中までラツィオを率いたステファノ・ピオリ氏とされているが、選手起用にも口を出す中国サイドの顔色を見ながらの仕事が求められることになりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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