香川真司&長友佑都、盟友同士の13年ぶりのJピッチ上での再会は実現せず

長友佑都と香川真司の直接対決は実現せず【写真:徳原隆元 & Getty Images】
長友佑都と香川真司の直接対決は実現せず【写真:徳原隆元 & Getty Images】

長友に出番は訪れず

 今シーズン、上位進出が期待されていたものの、スタートダッシュに失敗したFC東京とセレッソ大阪。7位と8位という状況で迎えた4月15日のJ1リーグ第8節の両チームの一戦は、どちらにとっても勝ち点3が期待される一戦だった。また、この試合は欧州のビッグクラブで活躍したFC東京のDF長友佑都とC大阪のMF香川真司のマッチアップが13年ぶりに実現するかという点でも注目された。

 試合前のウォーミングアップで、ピッチ上で再会を喜び、熱い抱擁を交わした両者だったが、香川がトップ下で先発出場したのに対し、昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)にも出場した長友はベンチスタートだった。

 香川は前半23分にFWレオ・セアラにスルーパスを通すなど、何度かチャンスを演出したものの得点には絡めなかった。それでも、MF奥埜博亮が後半39分に勝ち越しゴールを決めると、若い選手たちと歓喜の輪を作り、笑顔を見せた。

 リードされたFC東京は交代枠を1枚残していたが、長友に出場機会は訪れず。香川はフル出場したものの、この日は両選手がJ1のピッチ上で再会することはできなかった。

 2-1でC大阪が勝利した試合後、香川はDF森重真人とユニフォームを交換。そこに長友も駆け寄り、短く握手を交わしていた。

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