「近年では久々に見た」 J2磐田×町田、一発退場含む3枚のカードが出る“乱闘騒動”に日本代表OBが言及

山田大記と藤原優大の小競り合いから乱闘に発展【写真:Getty Images & (C) FCMZ】
山田大記と藤原優大の小競り合いから乱闘に発展【写真:Getty Images & (C) FCMZ】

磐田MF山田と町田DF藤原のやり合いから両軍入り乱れた乱闘騒ぎへ

 4月12日ヤマハスタジアムで行われたJ2リーグ第9節のジュビロ磐田対FC町田ゼルビアで、両軍入り乱れての乱闘騒ぎが発生した。退場者も出たなかで、現役時代に横浜F・マリノスで18年間プレーした元日本代表DF栗原勇蔵氏は、「久々に見ました」と率直な感想を語っている。

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 磐田対町田の一戦でひと悶着あったのは、1-1で迎えた後半34分だった。町田GKポープ・ウィリアムのゴールキックをカットした磐田FW後藤啓介がGKをかわしてペナルティーエリア内右から放ったシュートは相手DF翁長聖に阻止され、ボールはゴールライン外に。磐田MF山田大記が急いでボールを回収しようとした際、手前にいた町田DF藤原優大を背後から突き飛ばしたうえでボールを拾い上げる。

 すると、これに憤りを覚えた藤原が反発。山田を強く押し倒すと、すぐさま磐田MF藤川虎太朗が藤原に詰め寄り、MFドゥドゥはもの凄い勢いで身体をぶつけて抗議する。その後、両軍の選手やスタッフが入り乱れての乱闘騒ぎに発展したなか、窪田陽輔レフェリーは町田の藤原にレッドカード、磐田のドゥトゥとDF鈴木雄斗にイエローカードを提示した。

 Jリーグでは異例とも言える激しい乱闘シーンに、元日本代表DF栗原氏は「以前はこれくらいのもみ合いは頻繁にあった気がしますけど、近年では久々に見ました。お互いの気持ちは分かります。でも、退場者が出てはもったいなかったですし、最初のやり合いだけ見たら両者イエローカードでも良かった気がします」と、感想を語っていた。

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