チェルシーCL敗退危機 ランパード暫定監督、完敗レアル戦の問題指摘「がっかりした」
CL準々決勝第1戦・レアルとのアウェーゲームで0-2敗戦
イングランド1部チェルシーは、現地時間4月12日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第1戦で、スペイン1部レアル・マドリードに0-2の完敗を喫した。試合後、チェルシーのフランク・ランパード暫定監督は、第2戦に向けてコメントした。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じている。
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敵地に乗り込んだチェルシーは前半21分にフランス代表FWカリム・ベンゼマに先制ゴールを許すと、後半14分にはイングランド代表DFベン・チルウェルが一発退場となる。数的不利になったチェルシーは、さらに同29分にもスペイン代表FWマルコ・アセンシオに2点目を許し、0-2で敗れた。
公式戦4試合連続ノーゴールと、深刻なゴール不足の状況にあるチェルシーだが、ランパード暫定監督は、来週の第2戦に向けてポジティブな考えを持っているようだ。
「私は10人の選手たちを誇らしく思っている。がっかりしたのは、スイッチをオフにしたことで、セットプレーから2失点目を喫したことだ。彼らが10人になった私たちを崩していたと思わない。それは、私たちのスピリットによるものだ。私たちにも試合のなかでチャンスはあった。3つの良いチャンスだ。
ジョアン(・フェリックス)、ラヒーム(・スターリング)、それに試合終了間際のメイソン(・マウント)だ。良いこともあった。だが、結果は現実だ。それでも、私は今も選手たちにスタンフォード・ブリッジでは特別なことが起こり得ると話してきた。彼らはとても良いチームだが、信じなければいけない」
プレミアリーグで11位に沈むチェルシー。来季のCL出場権を獲得するためには、今大会を優勝しなければ極めて難しい状況になっているが、ホームでのリターンマッチで、この苦境をひっくり返せるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)