三笘への誤審謝罪騒動、トッテナムOBも判定に苦言 「何事もなかったかのようにプレーを続けるのは…」

ブライトンの日本代表MF三笘薫【写真:ロイター】
ブライトンの日本代表MF三笘薫【写真:ロイター】

アラン・ハットン氏は「間違いなくペナルティーだった」と指摘

 イングランド1部ブライトンは、現地時間4月8日に行われたプレミアリーグ第30節でトッテナムに1-2で敗れた。この試合では日本代表MF三笘薫が敵陣ペナルティーエリア内で倒されるも、ノーファウルとなった判定が話題となった。トッテナムでもプレー経験のある元スコットランド代表DFアラン・ハットン氏も、PKが与えられなかった判定に対して苦言を呈している。英メディア「フットボール・インサイダー」が報じた。

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 当該プレーは1-1で迎えた後半26分に起きた。ペナルティーエリアでボールを受けた三笘はトッテナムMFピエール・エミール・ホイビュルクに足を踏まれて転倒。しかし、プレーは続行となり、ブライトンにPKは与えられなかった。

 このシーンについて、PGMOL(Professional Game Match Officials Limited/イングランドにおける審判員の統括組織)はのちにPKと判断されるべきプレーだったとの見解を示し、判定に誤りがあったとしてブライトンに謝罪していた。

 ハットン氏は、「最初にこの場面を見た時、ペナルティー(PK)だったと思ったよ。そしてスロー映像を見ると、これは間違いなくペナルティーだった」とコメント。判定について持論を展開した。

「私にとって最悪だったのはレフェリーがそれをしっかりと見ていたことだ。たとえ彼が100%の確信を持てていなかったとしても、そのためにVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)があるのだろう。何事もなかったかのようにプレーを続けるのはテクノロジーの発達した今では信じられないことだ。これは最高レベルの場で起きたレフェリングだ。このような基本的な過ちを犯してしまったのであれば、協会が謝罪するのも当然だ」

 試合の行方を分ける判定となっただけに、審判団には厳しい目が向けられている。

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