独メディアは欧州初得点の浅野に及第点で課題指摘 「ドリブルでの強さが不足している」

敵地カールスルーエ戦に左ウイングとして先発出場 前半10分に左足で初ゴール

 シュツットガルトの日本代表FW浅野拓磨が30日、ブンデスリーガ2(2部)第11節の敵地カールスルーエ戦とのダービーマッチに左ウイングとして先発出場。前半10分に左足のシュートでネットを揺らし、欧州での初ゴールを記録した。現地メディアは及第点の評価を下す一方、21歳の若きストライカーに課題を突きつけている。

 ドイツ南西部ドイツバーデン=ヴュルテンベルク州を本拠地とする両クラブによるダービーマッチで、均衡を破る一撃が日本の若き点取り屋によってもたらされた。右サイドから攻撃を組み立てたシュツットガルトは18歳にしてU-21トルコ代表にも名を連ねるMFベルカイ・オズジャンがファーサイドへクロス。FWカルロス・マネがワンタッチで中央へ折り返すと、走り込んだ浅野が左足で蹴り込んだ。アーセナルから期限付き移籍で加入した浅野は7試合目にしてリーグ戦初ゴールを決めた。おなじみとなった“ジャガーポーズ”もドイツで初披露した。

 浅野は後半32分に途中交代した。シュツットガルトはその後2点を加えて、失点もPKによる1点に押さえて3-1で勝利を収めた。シュツットガルトMF細貝萌は負傷のためメンバー外。カールスルーエではMF山田大記が先発フル出場した。

 シュツットガルト地元紙「シュツットガルター・ツァイトゥング」による採点(1が最高、6が最低)によると、浅野は3点。先制点を決めたが及第点の評価に留まっている。その理由としてまだまだ課題が残されていると指摘されている。

 

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