プレミア最下位のモイーズ監督が解任を覚悟!? 「すぐに日産の工場で働くかもしれない」

開幕から未勝利のサンダーランド モイーズ監督は4年間で3度目の解任危機

 プレミアリーグ最下位に低迷するサンダーランドのデイビッド・モイーズ監督は、自身の去就問題が浮上するなか、「日産の工場で働くかもしれない」と発言している。英地元紙「ガーディアン」が報じた。

 2013-14シーズンにマンチェスター・ユナイテッドの監督に就任後、1年持たずに解任されると、14年11月に就任したレアル・ソシエダでも1年後の11月に解任。流転のモイーズ監督は今季開幕前にサンダーランドの指揮官として招聘されたが、第10節終了時点で2分8敗の勝ち点2。プレミア20チームで唯一勝ち星がなく、2部降格まっしぐらの危機的状況に陥っているが、29日のアーセナル戦(1-4)前の記者会見では次のように語っていた。

「君たちに言えることは、自分たちの誰かがすぐに日産の工場で仕事を探さなければいけないかもしれないということだ」

 4年間で3度目の解任危機に直面しているモイーズ監督は、こうジョークを飛ばしたという。実際に来週、クラブのスポンサーサービスとして選手、スタッフ全員で地元にある日本の自動車メーカー「日産」の工場を訪問する予定になっているサンダーランドだが、チームの苦しい状況を踏まえると、指揮官の言葉は冗談に聞こえなかった。

 

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