バロテッリの代理人がイタリア復帰を完全否定 「マリオはイタリアに戻らない」

絶えない移籍話にクギ

 リバプールのイタリア代表FWマリオ・バロテッリは、イタリア帰還の可能性がないことを代理人のミノ・ライオラ氏が明かした。英地元紙「デイリー・メール」が報じた。
 今夏1600万ポンド(約29億円)でリバプールに加入したイタリア代表FWは、公式戦わずか2ゴールで、リーグ戦にいたってはいまだノーゴールが続く。アンフィールドの熱心な信者たちからは、非難の的となっている。そのため、入団からたったの2ヶ月で移籍のうわさが絶えなかった。
 しかし、バロテッリの代理人を務めているライオラ氏は、先日ロベルト・マンチーニ監督が就任したばかりの古巣インテル・ミラノを含むイタリアへの帰還を否定した。
「インテルへの帰還は起こりえないね。マンチーニは関係ない。その他のさまざまな理由によるものだよ。でも、それは語るに値しないほどのものさ。ナポリに関しても同じだね。マリオがイタリアに戻ることはない」
 イタリアの悪童は、ハムストリングの負傷によってチームから離脱している。だが、ニュースの見出しで背番号「45」を見ない日はないという。ライオラ氏は、バロテッリに対して期待を沿えたエールを送った。
「彼はゴールが足りていない。走る量にしてもそうだね。しかし、それを乗り越えるのも時間の問題だよ。彼は現在、負傷を抱えているが、それが解決すれば、すぐにでも復活に向けて全力を注ぐだろう。チームとの関係? 完璧だよ。イングランドのジャーナリストは、彼の人生の一部になる権利を持ってはいないはずだ」
 リバプールは、リーグ3連敗で12位に沈むなど、ここ数年の中でも最も悪いスタートを切っている。同氏は、バロテッリを、その元凶とするメディアをけん制し、パートナーをかばった。

【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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