森崎浩司が現役最後のホーム戦でゴール! 「最後にゴールを決められれば」と有言実行の一撃

倒れ込みながらも左足でシュート。ボールはそのままゴールに吸い込まれた

 広島一筋17年のMF森崎浩司が、現役最後のホームゲームで大仕事をこなした。森崎浩は今季限りでの引退を発表したなか、地元開催のラストマッチとなるJ1セカンドステージ第16節の広島対福岡戦にスタメン出場。前半15分、長年ともに戦い続けてきたFW佐藤寿人が先制ゴールを叩き込むと、森崎浩と抱き合ってゴールを喜んだ。

 そして広島の1-0で迎えた同33分、DF塩谷司のパスをゴール前で受けた森崎浩はワントラップからペナルティーエリア内に侵入。相手に囲まれながらも強引に突破を図ると、相手DFのマークを巧みにかわし、倒れ込みながらも左足でシュート。ボールはそのままゴールに吸い込まれた。

 森崎浩はゴール後にベンチへ向かうと、両手を広げて笑顔で待ち構えるピーター・ウタカら控えの選手たちと喜びを分かち合い、スタジアムは「森崎コール」に包まれた。

 試合前、「理想を言えばカズ(森崎和幸)からボールをもらってゴールできれば。どんな形でも最後にゴールを決められればいいし、チームの勝利に貢献したい」と語っていた背番号7は、有言実行の今季初ゴールを叩き込み、7年連続ゴールを達成した。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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