日本代表MF三笘、敗戦も攻守で示した存在感 海外メディアが“スタッツ”に脚光「突破口を開いた」
コロンビア戦で前半3分に先制のヘディング弾
森保一監督率いる日本代表は3月29日、キリンチャレンジカップ2023でコロンビア代表と対戦し1-2で逆転負けを喫した。MF三笘薫(ブライトン)は前半3分にヘディングでゴールを決めたが、実らなかった事実を海外メディアも報じている。
24日のウルグアイ代表戦で1-1と引き分けた日本。カタール・ワールドカップ(W杯)後、初の勝利を目指したコロンビア戦は試合早々に三笘の打点の高いヘディング弾で先制する。しかし、前半のうちにコロンビアに追い付かれると、後半16分に豪快なオーバーヘッドキックを叩き込まれ失点。1-2の敗戦となってしまった。
それでも日本の注目選手である三笘のゴールには、海外メディアも反応。アルゼンチン紙「Diario Olé」エクアドル版では、「三笘はクロスをファーポストで受け、コロンビアのディフェンダーを破ってシュートを放つ。コロンビアGKカミーロ・バルガスの頭上を越えて突破口を開いたが、コロンビアが2-1で逆転したため、十分なものではなくなってしまった」と伝えている。
さらに記事では「三笘がパス成功率79%、シュート1本、守備で3勝、ボールタッチ31回、クロスで100%成功した」と、この試合スタッツを紹介。「25歳のウイングは、ワールドカップでは1試合もスタメン出場していなかったが、今はその好調ぶりで日本のスターティングイレブンに名を連ねている」と代表での地位向上をレポートしていた。