伊紙が本田の疲労蓄積を指摘 日本代表での2試合に「計り知れない代償を払った」

 

ダービーで及第点の評価も、本田のポジションを脅かす存在が現れる?

 

 イタリア各紙が1-1のドローとなった23日のミラノダービーの採点を掲載。今季初めて先発落ちし、後半27分から出場したACミランの日本代表FW本田圭佑に関して平均点を与えながらも、「日本での親善試合2試合の計り知れない代償を払っている」と疲労蓄積を指摘する声が上がっている。

 ガゼッタ・デロ・スポルト紙は本田に及第点の6点の評価を与えたものの、寸評では本田のポジションが絶対的ではないことを示唆している。

「なかなかいい試合への入り方だった。交代直後のシュートも油断も隙もないものだった。でも、論議の余地がある。本田か、ボナベントゥーラか? 2人は共存できるのは明らかだが、しかし元アタランタの選手の方がよりバランスを保持できる印象だ」

 同紙はそう分析し、本田の代わりに先発したMFジャコモ・ボナベントゥーラを評価。4-3-3や4-2-3-1など様々なシステムを併用するインザーギ監督の戦術にボナベントゥーラは柔軟に対応しているとし、この試合で最高点の6・5を与えている。

 記事では、本田のシュートが1本でドリブルと前線への効果的なパスがなかった点にも触れている。また、最低点は本田と交代でピッチを去ったフェルナンド・トーレスの「5」だった。

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