オランダ代表FWは「南野のアップグレード版」 リバプール専門メディアが見解「ほとんどどこでもプレーできて…」

リバプールのオランダ代表FWコーディ・ガクポ【写真:ロイター】
リバプールのオランダ代表FWコーディ・ガクポ【写真:ロイター】

オランダ代表FWガクポの存在を南野と照らし合わせる

 イングランド1部の強豪リバプールにはさまざまなタレントがいる。そのなかで昨年まで日本代表MF南野拓実も在籍し、カップ戦で得点を重ねタイトル獲得に大きく貢献。クラブ専門メディアでは「オランダ人選手の中に南野の影があるのか」といった疑問を考察している。

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 南野は昨季リバプールでリーグカップ5試合4得点、FAカップで4試合3得点を記録しファンの心を掴んだ。2つのタイトル獲得をもたらした南野を、当時現地では「カップ戦の王」として称えている。

 今シーズンはプレミアリーグほか公式戦で不調を喫すリバプールだが、クラブ専門メディア「liverpool.com」は「南野の別バージョンはすでにクラブに存在しているのだろうか」と疑問を投げ掛け、今冬に完全移籍してきたオランダ代表FWコーディ・ガクポについて迫っている。

 記事では、ポッドキャストでのジャーナリストのジョシュ・ウィリアムズ氏の発言を紹介。「彼はPSV(アイントホーフェン)の左サイドフォワードのポジションで、カットインして右を使いながら、明らかに有望株として成長してきた」とガクポを評価すると、「彼は南野のアップグレード版」と独自の見解を述べている。

「プレミアリーグで背後を突けるほどのスピードがあるかどうか、そこには少し疑問符がある。レアル・マドリード戦では、少なくとも守備面では8番としてプレーしていた。今のところ、私たちが見ているのは、南野のアップグレード版のようなもので、ほとんどどこでもプレーできて、なおかつ高いレベルを提供できる選手というプロフィールだと思う」

 そうした意見を踏まえ、「liverpool.com」では「南野は、前線のどこにでも入れることができ、素晴らしいパフォーマンスを発揮する選手の1人だった。ガクポは明らかに南野より上の水準にあり、よりフィジカルでスピードがあり、ある意味、少なくとも今のところは南野のような代役と見なすことができる」と2人の差を認め、「最終的にどのポジションに落ち着くか、興味深い」と注目していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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