セリエA、テレビ視聴者4812人の衝撃データ! ある一戦でスタジアム観戦者数を下回る前代未聞の事態

同節のミラン対ユーベ戦は2局合計337万6233人 エンポリ対キエーボ戦の約700倍

 イタリアのセリエAで現地時間23日に開催されたエンポリ対キエーボ戦でテレビ視聴者数が5000人を割り、スタジアムでの観戦人数より少ないという衝撃のデータが発表されたと、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

 現地時間15時キックオフのゲームだったが、同時間帯のイタリアでの注目カードはアタランタ対インテル程度で、ユベントス戦などのカードとは時間帯が重ならなかった。しかし、イタリアの衛星放送局「スカイ・スポーツ」でこのゲームを視聴した人数はわずかに4812人という衝撃的な数字を記録したという。これは、加入者数に対して0.03%の割合であるという。

 スタジアムに観戦に訪れた人数は7105人で、そのうちシーズンチケット保持者が6561人であり、この試合のための単体チケット購入者はわずかに544人だったとも報じられた。スタジアム観戦人数よりもテレビ視聴者数が少ないのは前代未聞の事態だという。

 この第9節で最も視聴者数を記録したカードは、2位に浮上していたACミランが首位ユベントスを迎え撃った22日20時45分のナイトゲームで、スカイ・スポーツと同国衛星放送「スポーツメディアセット」の2局合計で337万6233人と、エンポリ対キエーボという一般的には地味なカードで記録した低調な数字の700倍に迫る視聴者数を記録していた。

 

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