本田の未来に暗い影を落とす敗戦に…

　また、後半11分にDFガブリエル・パレッタが退場処分となり10人になったことについて、「判定は妥当だ」としたうえで、敗戦についてこのように振り返った。

「このような負け方をしてしまえば、話せることは少ない。後半にリズムを上げようとしたところで、10人になってしまったことは決定的だった。その後に彼らは、ゲームを決める2点目を取った。しかし、不利な状況を挽回しようとするチームの精神には好感が持てた」

　前節にユベントスを撃破し、勝ち点2差に詰め寄っていた。このゲームに勝利すれば暫定首位に立つ大チャンスだったが、それをミランは逃してしまった。そのゲームで敗因の一つと指揮官に認識された本田にとっては、今後の行く末に大きな影を落とすゲームになってしまった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images