セルティック旗手怜央、負傷交代に現地衝撃「深刻でないことを…」 指揮官懸念「失うのは残念」
ハイバーニアン戦で先発も前半途中で負傷交代
スコットランド1部セルティックのMF旗手怜央は現地時間3月18日に行われた第29節の本拠地ハイバーニアン戦(3-1)に先発したが、前半途中で負傷交代を余儀なくされた。旗手はアンジェ・ポステコグルー監督の下で絶対的な存在となっているだけに、現地メディアも「彼の負傷は懸念材料になる」と報じた。
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旗手は今季のリーグ戦で27試合に出場し、5得点6アシストを記録するなど不動のレギュラーとして活躍。年間最優秀選手賞の最有力候補とも目される圧倒的なパフォーマンスを披露してきた。
しかし、ハイバーニアン戦では前半10分すぎにハムストリングを痛めてピッチに座り込んでしまう。プレー続行不可能となり、そのまま同13分にMFデイビッド・ターンブルとの交代でピッチをあとにした。
英地元紙「デイリー・レコード」は「このミッドフィールダーはフープスのシステムで重要な役割を担っている。彼の負傷は懸念材料となる」と旗手の離脱を報じた。セルティックはオーストラリア代表MFアーロン・ムーイ、日本代表MF岩田智輝も負傷離脱しているなかで、さらなる打撃となりかねない。
4月にはリーグ戦とスコティッシュカップ準決勝で2度も宿敵レンジャーズと対戦が予定されている。大一番が続くだけに、同紙は「パークヘッド(セルティックの本拠地)にいる全員が深刻な怪我でないことを願っている」と伝えた。
旗手の負傷に関しては、ポステコグルー監督も試合後、英公共放送「BBC」に対し「医療チームとはまだ話していない。2週間ほど試合がないことが助けになればいいのだが。彼は我々チームの大きな役割を担っていたので、早くに彼を失うのは残念だ」と語っている。
充実のシーズンを過ごし、今やセルティックの顔となった旗手の怪我が大きなものでないことを祈るばかりだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)