「なぜ彼はそんなことを…」 ハンガリーGK、セレモニーで少年の“ゴール阻止”が波紋「夢を打ち砕いた」「サポーターは唖然」

ハンガリーGKの行為に批判殺到(※写真はイメージです)【写真:ロイター】
ハンガリーGKの行為に批判殺到(※写真はイメージです)【写真:ロイター】

試合セレモニーでヴァルガ君がキックオフゴールを試みるも、GKセンコがセーブ

 ハンガリー2部リーグの試合セレモニーで、少年に対するGKの“ゴール阻止”に批判が起こっている。問題のシーンが起こったのは、現地時間3月13日に行われたハンガリー2部の第27節MTKブダペスト対ディオーシュジュールVTK(DVTK)戦(4-2)だ。

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 この試合でキックオフのセレモニーを行ったのは少年エノク・ヴァルガ君。ヴァルガ君はドリブルで持ち運び、自身の7歳の誕生日を記念したゴールを決める予定だった。

 しかし、持ち運んだ先で待ち受けていたアウェーのDVTKのGKゾンボル・センコがヴァルガ君のシュートを足でストップ。唖然とするヴァルガ君は、それでもこぼれ球を拾いシュートを放つも、今度はセンコがキャッチしボールをクリアしてしまった。

 この行為が海外で話題を呼び、批判の的になっている。英紙「ザ・サン」は「『なぜ彼はそんなことをしたのか』許されない行為と『少年の夢を打ち砕いた』サッカー選手にファンが大反対」とファンの声とともに大々的に取り上げた。

「サポーターは唖然とし、怒りに震えていた。キーパーに向けたブーイングの大合唱が起こった」と現地のファンの様子を伝えている。

 また米メディア「The18」でも同話題をピックアップ。「センコの行動に唖然とした少年は、ピッチの中央に戻り、兄が慰めようとした。夢破れた少年の目に映る悲しみと落胆は、本当に切ない」と最後は家族に抱かれピッチを去っていった。

「The18」によれば、試合終了後にセンコは少年へ謝罪を述べ、次のDVTK対MTKブダペスト戦に子供とその家族を招待したという。試合とはまた違った形で、GKの行為が波紋を呼んでいた。

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