ユナイテッド、組織崩壊の危機に直面! 最終ラインの要がチェルシー戦で負傷

チェルシー戦でDFバイリーが相手と接触 膝の靭帯損傷で戦線から離脱

 マンチェスター・ユナイテッドは23日の敵地チェルシー戦で0-4と衝撃的な大敗を喫したが、傷心のジョゼ・モウリーニョ監督にさらなる悲報が舞い込んだ。今季新加入選手で「最大の当たり」とも言われていたコートジボワール代表DFエリック・バイリーが膝の靭帯損傷で重傷という事実が明らかになった。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 バイリーはチェルシーのベルギー代表FWエデン・アザールと交錯して負傷。後半7分に途中交代した。試合後、モウリーニョ監督は「彼は故障した。重傷だと心配している。膝で靭帯の部分だ。彼自身も重傷だと感じている」と明かした。

 バイリーは今季のユナイテッド補強第1号だった。ビジャレアルから4000万ユーロ(約46億円)の移籍金で獲得。パリ・サンジェルマンからFWズラタン・イブラヒモビッチ、ユベントスからフランス代表MFポール・ポグバ、ドルトムントからアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンというビッグネームを獲得したユナイテッドは湯水のごとく強化費を投入し、ビッグネームをかき集めた。

 イブラヒモビッチは開幕4戦4得点と活躍したが、いまや完全に失速。ポグバはチェルシー戦でボールロストやマークミスが散見し、惨敗の一因と英メディアで糾弾された。ムヒタリアンに至っては、故障から復帰もベンチにすら入れない状況にある。絶大な身体能力を最終ラインで見せてきたバイリーこそ、現時点で最高の補強だった。

 

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