モラタのバースデー弾でレアル今季初の首位浮上! 殊勲の24歳、「僕の仕事はチームを成功に導くこと」

後半30分に送り出されたモラタは、その8分後に大仕事をやってのける

 レアル・マドリードの今季初となる首位浮上をもたらしたのは、この日24歳となったFWアルバロ・モラタだった。リーガ・エスパニョーラ第9節アスレティック・ビルバオ戦で1-1の後半38分にバースデー弾を挙げたモラタは、「僕の仕事はチームを成功に導くことだ」と殊勝なコメントを残した。

 試合は前半7分、DFマルセロのロングパスを受けたMFイスコの折り返しをFWカリム・ベンゼマが決めてレアルが先手を取る。しかし前半27分にFWメリーノ・ズロアガの得点で1-1に追いつかれると、看板3トップ「BBCトリオ」のウェールズ代表FWギャレス・ベイルとポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに得点が生まれずにもどかしい展開が続くなか、風穴を開けたのがモラタだった。

 後半30分にベンゼマに代わってピッチに送り出されると、その8分後に大仕事をやってのける。左サイドのベイルからのクロスにダイレクトで合わせて一度は防がれたものの、こぼれ球をプッシュして決勝点をゲット。重苦しい雰囲気に包まれていたサンチャコ・ベルナベウに歓喜を呼び込んだ。

 モラタはこの日が誕生日。喜びすぎで警告を受けたのはご愛嬌だが、チームを救う一撃となった。「もしサブで出場しても得点が毎回取れるなら、僕はOKだよ。僕の仕事はチームを成功に導くことだ」と語りつつ、チームへの忠誠心を誓った。

 

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