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「あんたはもうスペシャルでもなんでもない!」 古巣戦大敗で失意のモウリーニョに辛辣なヤジ
9節のチェルシー戦でユナイテッドは0-4と敗戦 一部サポーターから厳しい言葉が飛ぶ
マンチェスター・ユナイテッドを今季から率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、かつて崇拝された古巣ファンから冷たい対応を受けたようだ。プレミアリーグ第9節チェルシー戦でユナイテッドは0-4の大敗を喫した。失意のモウリーニョ監督に対してサポーターは「あんたはもうスペシャルでもなんでもない」とのチャントを送ったと、スペイン紙「マルカ」が報じている。
ともに弾みをつける意味で勝利が欲しかった一戦は、大方の予想を覆すワンサイドゲームとなった。開始早々30秒で相手最終ラインの連係ミスをついたFWペドロ・ロドリゲスが先制ゴールを挙げると、前半21分にはCKからDFガリー・ケーヒルが追加点を奪う。後半に入ると同17分にエースFWエデン・アザールが軽やかなファーストタッチからシュートを決めれば、同25分には新加入のフランス代表MFエンゴロ・カンテが4点目を挙げ、闘将アントニオ・コンテ監督はユナイテッドを容赦なく葬り去った。
FWウェイン・ルーニーをベンチからも外したユナイテッドは、何もいいところなく敗れた。昨冬までチェルシーを率いたモウリーニョ監督にとって屈辱以外の何物でもない展開となったが、一部のサポーターからも厳しい言葉が飛んだという。
「あんたはもうスペシャルでもなんでもない。朝には解任されているんじゃないか!」
モウリーニョ監督を一躍有名にしたのは、ポルトからチェルシーの監督に就任した時の会見で「私は“スペシャル・ワン”であるということ」という発言は大きく扱われ、“スペシャル・ワン”のニックネームが一躍有名となった。実際、チェルシーやインテル、レアル・マドリードでもタイトルをもたらし続けているものの、ユナイテッド1年目の序盤戦は苦しい戦いが続いている。
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