前日本代表監督ザッケローニ氏 「長友は日本人じゃない。正真正銘のナポリ人」

 

イタリアに順応する日本人DF

 

 インテルのDF長友佑都が日本代表前監督のアルベルト・ザッケローニ氏から「彼は日本人じゃない」と指摘されたエピソードがイタリア「ガゼッタ・デロ・スポルト」の週刊誌「スポーツ・ウィーク」で紹介されている。

 同誌は長友に関する記事を掲載。日本人DFを「東洋のいたずら小僧」と評した特集では長友について陽気な性格であることと、ロッカールームでチームメイトと悪ふざけすること、また本田圭佑(ACミラン)よりもスムーズにイタリアに溶け込んだことなどを紹介した上で、ザッケローニ氏が「日本人じゃないよ、正真正銘のナポリ人だよ」と話したエピソードも伝えている。

 長友は記事の中で「(前所属の)チェゼーナではパローロに遊びでからかわれてもわからなかったし、インテルではスナイデルにナプキンの中にパルメザンチーズを入れられて、開けると自分にいっぱいチーズがかかったりしたよ。カッサーノは僕が起きるまで電話してきた。日曜日の朝8時にね」と茶目っ気たっぷりにコメント。また、ミランでの1シーズン目で不振にあえいだ本田について、「僕は絶対に彼にはできると確信していたよ」と語っている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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