岡崎の“先発復帰待望論”が地元メディアで噴出 「彼がいないレスターは柔軟性に欠けている」

他の選手にはない日本人ストライカーのストロングポイントを称賛

 レスター・シティの日本代表FW岡崎慎司の“先発復帰待望論”が、英地元メディアで沸き起こっている。英地元紙「レスター・マーキュリー」は「岡崎はレスター・シティの先発に必要か?」と特集。22日のクリスタル・パレス戦(3-1)での活躍を受け、「笑顔のシンジはシティにとって重要であることを証明した」と不可欠な存在として認定している。

 リーグ戦5試合ぶりの先発出場となった岡崎は先制点に絡むと、1-0で迎えた後半18分には右足のシュートで今季初ゴール。ホームでクリスタル・パレスを3-1と下し、4試合ぶりの勝利に大きく貢献した。今季はスポルティング・リスボンからアルジェリア代表FWイスラム・スリマニという実力者が加入した影響もあり、スタメンから外れる回数が急増した。

 もっとも、昨季王者のレスターは前節終了時点で13位と苦戦。英メディアでは不調の一因として岡崎不在を挙げるほどだった。同紙も岡崎は先発すべきとの論調で、他の選手にはない日本人ストライカーのストロングポイントを称賛している。

「彼がいない(レスター・)シティは、ミッドフィールドと前線のラインが明確に分かれ、あまりに柔軟性に欠けている。流れるようなプレーを維持するために、この2つの間をつなぐ人間は誰もいない。また、中盤の逆サイドを助ける人も誰もいない。中央で洪水が起きている」

 

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