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「売春婦の息子め!」の侮辱にメッシ激高! ネイマールとスアレスに物直撃と敵地ファンが大暴走
メッシが“最強PKストッパー”からゴールを奪い、バルサが勝ち越すも…
バルサの看板3トップ「MSNトリオ」に対して、敵地のバレンシアファンが愚行を犯した。リーガ・エスパニョーラ第9節バルセロナ対バレンシア戦は、試合終了直前にFWメッシがPKを決めてバルサが勝利したものの、その直後に歓喜の輪を作ったバルサイレブンに対して物が投げ込まれ、FWネイマールとFWルイス・スアレスに直撃したとスペイン紙「マルカ」が伝えている。
リーガ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)と2試合連続の4-0大勝で勢いに乗るバルサと、チェーザレ・プランデッリ新監督を迎えて巻き返しを図るバレンシアの一戦は今節の注目カードだったが、序盤からきな臭いムードが漂った。前半11分にMFイニエスタがバレンシアMFペレスのタックルを浴びて右ひざを負傷して交代。外側靭帯を痛めて全治6~8週間の離脱となるアクシデントが起きた。
その後、試合は同22分にメッシが先制点を挙げると、バレンシアは今季バルサから加入したFWムニルが後半7分に鮮やかな同点弾。その4分後には、MFナニの浮き球パスからMFロドリゴが逆転弾を決めてバレンシアが逆転する。対するバルサは同17分にL・スアレスがCKの流から強烈な左足シュートを突き刺して2-2の同点とした。
一進一退の攻防で両チーム激しい球際のプレーが続出したこともあり、会場のメスタージャは異様な雰囲気になった。それが最高潮となったのは後半アディショナルタイムのラストプレーだった。メッシのスルーパスを受けたL・スアレスがペナルティエリア内で倒されてPK判定が下ると、バレンシアイレブンとファンは激怒。大ブーイングの中でキッカーを務めたメッシは“最強PKストッパー”の異名を取るGKジエゴ・アウベスの牙城を破るシュートをゴール左隅に決めて、3-2とバルサが勝ち越した。