レアル不調はアンチェロッティ監督の采配が原因? クラブ会長が“緊急会議”で「主犯格を指摘」
ベティス戦後、相手本拠地のロッカールームで会長と監督が話し合い
スペイン1部レアル・マドリードは現地時間3月5日、ラ・リーガ第24節ベティス戦をアウェーで戦い、0-0で引き分けた。同日に首位のFCバルセロナが勝利を収めたことで勝ち点差が「9」に広がったなか、レアル会長と監督の間で“緊急会議”が行われたという。マドリード現地紙「Libertad Digital」が報じている。
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首位追撃に向け取りこぼしは許されなかったレアル。ところがベティス戦では試合を終始支配するも最後まで得点を奪えず、手痛いドローで首位バルセロナにさらなるリードを許す格好となった。残りが14試合あるとはいえ、ここから勝ち点差「9」を逆転しリーガを制覇するのは困難なミッションと言えるだろう。
そんな首位の背中を捉え切れないチームを見かねてか、レアルのフロレンティーノ・ペレス会長は試合直後にベティス本拠地のロッカールームでカルロ・アンチェロッティ監督と緊急会議を実施。ペレス会長はスペイン人MFダニ・セバージョスや同国代表FWマルコ・アセンシオがベンチに置かれている一方、MFルカ・モドリッチやトニ・クロースが長くプレーしている状況に納得できていないことを伝えたという。
さらに記事は、こうした“腑に落ちない”選手起用を踏まえ「ペレス会長はチーム不調の主犯格と思われる人物をアンチェロッティ監督だと指摘した」と伝えている。
ラ・リーガの2連覇だけでなくスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)と国内の主要タイトルを逃す危機に直面し、内部の“ごたつき”が伝えられるレアル。本来の調子を取り戻すことができるか、アンチェロッティ監督の選手起用とともに注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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